日本にて。

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日本に一時帰国する前の数日は、信じられない過密スケジュールだった。競技会とショーケースとで、大変なところ、一日おいて、日本へ。

そのため、今回はいつものみんなに連絡出来なくて、あまり大勢には会えないのだけれど、それでも、毎日忙しく動き回っている。

今日は午後に息子の伴奏で演奏するので、こんな仕事まで引き受けてしまって大変だけれど、楽しいことでもある。

今年のいいところは、まだまだ暑くなく、梅雨なので、雨っぽい日が多いけれど、まだ真夏気候じゃないので、ずいぶん過ごしやすい。

木々の緑や紫陽花が綺麗だった。

20数年ぶり

の友人に会いに行ってきた。以前から誘われていても、なかなか行けなかったのだが、思い切って行ってよかった。本当に楽しくて夢のような一週間だった。コンサートのチケットも友人が買っておいてくれて、珍しいものが二つも聴けてよかった。本当に便利でいいところに住んでいるので、アメリカの生活では珍しく地下鉄で、自由に出かけられるのだ。レストランのレベルの高さにも驚かされた。それなのに、その辺は値打ちなのだ。こういう場所もあるのは、すごい。

それにしても、都会に行くと、いろいろなものが見えて、面白い。また来年も今からコンサート情報を見て、それに合わせていくことになった。

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ようやく

学期も終わり、リサイタルも終わり、色々な行事が片付いてきたので、、日頃出来ないことができるようになってきた。

久しぶりの友人たちに会ったり、旅行に行ったり。

いろいろなことをゆっくり考えたりするのもとても楽しい。

それに、先日、初めて、お茶のクラスだけでなく、自分一人で、茶道の亭主の役を全て行うことができた。若い時にはとても考えられなかったことだ。ちゃんとした先生が見たら、恥ずかしい事だろうが、全てを自分でできて、なんだかほこらしく嬉しかった。

また、この歳になって初めて野生の白鳥を友人の庭で見た。ラッキーな気分になった。白鳥のとても印象的な姿を眺めながら、なるほど、世界中で白鳥に纏わる物語が出来る訳がよくわかる気がした。

また、最近考えてる事、それは、electronについて。人間はこれがないと生きられない。生きる証しなのだ。医学の世界では、死んだ身体を解剖して研究する。死んだら、electronが無くなってるから、本当の身体の機能が分からないのではないかという風に考えている。最近、検査で医者に行き、私があまりにも医者のアドバイスに従わないので、呆れられているようだった。私が自分の意見を言ったら、それは、どの研究で読んだのか、研究で証明されてないことは信じないと言われた。仕方ないのだと思った。だから、医者に行くのが嫌いだし、私は自分で信じられることしかできないし。

また、面白い人達にもたくさん会った。様々な考え方を知るのは本当に面白い。

この間は、最高記録、1日に7時間も踊った。この街には、なかなかボールルームのリードができる人が多くないのだけど、他の街に行くと、結構上手な人がたくさんいて、とても楽しかった。あまり上手くなりすぎると踊る相手がいなくなるよ、と以前友人に警告されていたけれど、確かにこの街には、上手にリードできる人が多くなくなってきた、と言うことは、自分が競技会の練習やショーの練習などでレベルが社交ダンスから離れてしまったのが原因なのだろうけど。レベルの高いリードで踊れたのは本当に楽しかった。相手も、踊ればすぐにわかるから、久しぶりにとても楽しく踊れた。

また、ショーケースダンスのcompetitionで、私のインストラクターと踊り、”best couple performance”の Oscar awardを貰った。ボールルームの世界で、パートナーシップの分野は一番大事なところ。それで賞が取れて、本当に嬉しかった。

さて、今は、何十年ぶりに会う友人に会いに行くところ。

スピリチュアル経験

たまたま、時間が空き、大学のランチョンに出席した。三年前、突然亡くなった学生の家族に偶然会うことができた。

私は、このランチョンに、出席する予定じゃなかったので、これは、本当に偶々であったし、そこに彼の家族が来ることも全く知らなかったのだ。本当にショックと嬉しさで、感動した。彼のお母さんも感動して、きっと息子が貴女をここにつれて来たのねと、二人で、抱きしめて涙した。

その元学生が亡くなってから、私は彼の事をずっと考えていたし、あんなに元気だったのに、急に亡くなってしまうなんて、信じられなかったのだが、その時は家族を知らなかったから、こちらから連絡する術がなかったのだ。まさか、三年も経ってから、こんな機会に、このように会う事になるとは、本当に驚きだった。

彼は、性格もいいし、とても純粋でまじめな学生だったし、夢を持っていて、その夢が叶い、一流のレストランのプロシェフとして、働き始めたところだった。

このところ、自分自身でも、人生の生き方をいろいろ考えているところだったが、こんな若さで亡くなるのは早過ぎる。家族は、彼の夢と意思を大切にしているので、いまだに、大学のカリナリープログラムに寄付をしている。親としてどんなつらい想いだろうと思いながら、素晴らしいなと思った。