もうすぐハロウィーン

昨日のクラスで、去年のクラスの生徒だった学生たちがハロウィーンコスチュームでやってきて、trick or treatのお菓子を持ってきて配った。彼女らは、いつもながら楽しい人たちだ。ハロウィーンは31日なのに早々とその格好で文学の授業を受けていたらしい。

また、「今年も家のハロウィーンの飾りを見に来てね」と言ったので、「今年は、私、その日、夜外出するので立ち寄れない」と言ったら、「じゃあ、他の日でもいいから来て」というので、今夜、見に行ってきた。

家のドアの前に、センサーがセットされていて、近づくと、目の玉が光ったり、お化けが動いたり、どくろが光ったり、お化けの叫び声やら、お墓の光やら、まあまあ、いろいろ仕掛けもあるし、本当に家族全員で楽しんでいるという感じだった。この家では、ハロウィーンは大きなお祭りということらしい。家族に小さい子供がいなくても、こんなに夢中で楽しめるなんて信じられないけど、しらけるよりいいのかもしれないし、人生を思う存分楽しんでいるって感じで、ほほえましく思った。


さて、話変わって、昨日の一年生のクラスで、ある学生が、文を作る練習の時に、「日曜日にむすびを作りました。」と言ったので、なんか可笑しくて、(つまり、教科書にはおむすびという単語は出てないので)つい、おむすびですか。つまり、おにぎりの?と言ったら、そうだと言う。

「おむすび」という言葉は、日本では誰でも知っている言葉だけど、昔話なんかに出てくる言葉のような気がしていたし、私の子供の頃は、おばあちゃんが使っていたというような言葉に感じていたので、アメリカ人の若い子が使うとなると、一体どこで聞いたのか知りたくなった。

彼によると、親の関係で、小さい頃、ハワイに住んでいて「おむすび」という言葉を使っていたということ。そこで「おにぎり」を皆が使ってなかったというのは面白かった。ハワイの日系人の間では、昔ながらの日本語を大事に使っているってことなのかもしれない。