明日に本番が二つもあり、

一つはカルチャー・フェスティバルでコーラス、もう一つはバイオリンリサイタルの伴奏である。

明日のコーラスでは、先月やってくれた伴奏者が参加できないので、他の学生に頼もうかと楽譜を渡したものの、すぐに弾くにはやっぱり大変そうだし、15分の演奏時間なので、もう一曲増やしたこともあり、結局、私が自分で伴奏しながら、頭と首で指揮をするという技をすることになった。この間の練習でやってみたけれど、弾きながら首を振るのはなんとかできても、強弱を表現しようと、皆と一緒に歌ってしまうと、首振りを忘れるという状況になり、不安材料がいっぱい。それに明日は自分で重い電子ピアノを持っていかなきゃいけないし、浴衣は着なくちゃいけないし。。。実は、考えると、なんでこんなこと引き受けたんだろうと怒れてきてしまう。これで、雨など降ったら、もう楽器は持って行かないで、伴奏ナシよ、という気分で、とにかく心落ち着かない。来年は絶対引き受けないようにしようと心に決める。

さて、もう一つの本番の伴奏の仕事。今日、全員のソロの伴奏と合奏の伴奏、すべてリハーサルがあった。この仕事は、報酬の金額的にはかなりいいし、曲も比較的に難しくない曲ばかりなので、楽な仕事なのであるけれど、このバイオリンの先生とは以前、何回かコンサートで、伴奏を引き受けたことがあるのだが、性格的に結構ぴりぴりしているので、一緒に仕事をやって気楽な相手ではないということが難点。演奏的には私の伴奏を気に入ってくれているのでいいのだけど、言い方ややり方がいつも彼女は威圧的で、私は結構気を遣っているから、今夜もこのリハーサルで何時間か付き合っていたらすっかりくたびれてしまった。とにかく明日をなんとか乗り切らなければ。