今昔つれづれに。。。

またまた他の全寮制の私立高校生からピアノを習いたいとの連絡あり、今日初めて会った。3年間だけ、習ったとのことだが、またまたレベルの高い曲を暗譜していろいろ弾いてくれてびっくりした。この学生も、この間来た子のように、テクニックと符読みは優れているけれど、音楽の表現力に問題ありと見る。我武者羅に練習して指だけは人一倍動くけど、演奏が心に響かない。でも彼はスポーツもやり、音楽もやり、勉強も出来、とパーフェストな優等生タイプ。それに性格もとても良さそう。それにしても、親元から離れてまだ高校一年生なのに、しっかりしていて、なかなかの好青年で、びっくりした。


ところで、昨晩帰宅途中、以前からあったタコベルというファーストフードのレストランが火事でほとんど全焼しているのを見て、大ショックを受けた。
ここは、まだ子供たちがまだ小さいときからあったところで、しかもうちの子供たちの、特に次男の大好物だったところである。子供が高校の時には、野球リーグの帰りに立ち寄ることが多かったし。。
私はここ数年はほとんど行ってなかったのだけれど、この焼け跡を眺めて、なんとも言えない悲しみを感じた。日頃考えてない事でも、失うと失ったものの大きさに打ちのめされる。。。そんな気持ちだった。特に、子供たちが小さい頃からの思い出って、不思議にどこかでつながっていて、今頃になって、ああ、もう子供たちはあの頃の子供じゃないんだわと、急に経た年月の長さを実感してみたり。。。
母が大好物の蓬餅の餅屋さんが母が亡くなった年に閉店して、その関連をつい繋げてしまった、あの時の感じに似た寂しさを感じてしまった。