パシフィック・オーヴァーチャー(太平洋序曲)

というミュージカルを見せてもらった。日本の歴史、特に鎖国時代のペリー来航の話をミュージカルにしたもの。素晴らしい作品だった。歌舞伎や人形浄瑠璃、日本の伝統劇の特徴を持たせながら、英語で書かれているミュージカル。ニューヨークでアジア系アメリカ人声楽家や俳優を集めてこれだけハイレベルのものが作られ、しかもほとんどが男性俳優。つまり、歌舞伎にヒントを得ているので、女役も男性俳優。音楽がまたまた素晴らしかった。こんなすごい作品があったなんて、全然知らなかった。

実は、うちの学生からの招待で、このショーを持っている人の家で見たのだが、彼の家に行って本当に驚いたのは、まず、家中がすべてニューヨークやブロードウエーのテーマのコレクションで飾られていたこと。トイレの部屋の中も食器もすべてニューヨーク、ニューヨーク。。。
素晴らしいですねと言ったら、いかに自分がニューヨーク好きか分かるでしょうと笑っていた。
これは余談だが、彼も、そこにいた彼のペットの犬も、私と同じ誕生日(月日)ということが判明。滅多にないこの偶然に興奮した。面白い。