教会の仕事

3年以上行っていた教会でのピアニスト兼オルガニストの仕事を今日で終えた。来週からは、他の教会に行くことになる。本当のところは、この教会を結構気に入っていたし、教会員の人たちもいいし、雰囲気も良かったので、自分で辞めることを決めたのに、今朝は、やっぱり気持ちが沈んで寂しい気がした。この仕事を得るのに、三回も面接などに行ったりして、結構厳しい選考の末、オファーをもらったことを思い起こすと、その苦労も忘れていとも簡単に辞めてしまうような自分を偉そうに感じ、ちょっと嫌なんだけど、デイレクターとの関係を考えると、やっぱりここで、彼女と一緒に仕事はできないと思ったから。先週もクラリネット奏者との演奏が入ったんだけど、彼女がチューニングもせずに練習を始めてしまうというあまりにお粗末なパーフォーマンスにはついていけないものがあるから。。
そのデイレクターも今朝は、可笑しくて、私におべんちゃらを言っていて、一通りの社交挨拶をした後で、急に真剣になって、"Believe or not, I will do miss you so much! " って言った時には、彼女は私たちの関係の不協和音を気づいていて、それでも、信じられるかどうか知らないけど、マジ、さびしいのよって、それはある程度本音を出したんだと思った。それはそうであろう。目下、代わりに弾いてくれる人は限界あり、どの曲も弾ける人じゃないから、彼女も大変になることはわかるけど、私が、You'll be fine! (あなたは大丈夫よ)って、言ったら、そうねって、かなりの自信だった。
今日の礼拝では、自分の得意曲をいくつか弾いたので、拍手までしてもらえて、ピアニストとしては満足だった。礼拝後もパスターが、私を見送るための立派なパーテイーをわざわざ開いてくれて、嬉しかった。飛ぶ鳥は後を汚さず、を心していたので、ここまでちゃんと挨拶できてよかった。パスターは私をよく理解してくれていたし、他にも何人かの人たちに惜しまれて、時々辛いなって思ったけど、後ろは見たくないし、いつも前を見て、より高いものを目指していきたいから、そういうネガティヴな気持ちは振り払ってこれからも頑張ろうと思う。これも人生の旅の途中の一つの出来事ということとして。
午後は、また秋の素晴らしい天気に恵まれてゆったり過ごせた。でも、なんだか、急に寒くなってきた。