観劇

昨日の観劇がすごく印象的だったので、今日もまだ余韻が残っていた。英語であっても、その言葉の持つ力と言うかエネルギーが、いつまでも残っていて、観劇の後、友人と一緒にその近くで晩御飯を食べたときには、ウエイトレスの話す英語が、まだその演劇の続きのようだった。ふと気づくと、この女の子のしゃべり方や歩き方は、普通の女の子ではなかった。演劇をやっている子なのかなって思って友人に話したら、確かにそうだねってやっぱり言った。その劇場の近くには、演劇やっている子達もきっと多いに違いないと思った。
今日は、その劇場について調べてみた。そこにあったドキュメンタリーを見たら、ある役者の言葉が印象的だった。
近頃は、劇場にヘリコプターが飛んでくる仕掛けがあったりするけれど、この劇場では、シャークスピアノ時代を再現しようとしてるので、本来のシャークスピア時代のように、想像力の演劇をしようとしている言っていた。the theater of technologyではなく、the theater of imaginationの世界なのだと。デイズニーだの、スーパー歌舞伎だの、派手な演出や小道具で、見せる演劇がはやっている中、言葉の想像力だけで、表現するのは、本当に素晴らしいと思った。見た後の余韻がとても心が豊かになるものを実際感じることができた。なんとか、この劇場にがんばってほしい。彼らはアメリカンシェークスピアセンターと呼ばせている。このセンターの意味で、シェークスピアの研究の中心地となるレファレンスにもなっている。