音楽コンクール

先月、うちの生徒がこの辺の地区のコンクールで一位をとることができて、今日は、次のレベルの広い地区のコンクールだったので、ここから一時間以上もかかるところだったが、行ってきた。ピアノ部門では一位!バイオリンの子がその上に行ってしまったので、器楽部門としては二位になってしまったのだが、ある意味、違う楽器で競争するなんてちょっと問題あるから、良しとした。
今日の出来は最高で、まずはとても嬉しかった。また驚くことに、それだけ弾けるのに、欲がなくて、というより、勝つことにとらわれていないのだ、去年この同じ日に亡くなったお祖母さんのために、どうしてもショパンバラードが弾きたいとごねたのだ。8分を超えると減点になるからと言っても、それでも勝つことより、自分のおばあさんに気持が届けられるようにその曲を弾きたいと言って、主催者まで連絡したりしたのだ。私は、どの曲を弾いても、その気持が届くのだよと、なんとか説得した。14歳という若さの純粋さと気持が届けられる音楽に対するひた向きさは、嬉しかった。