健康大学?

先日、オレンジカウンティにある、ユニークな健康と教育の大学に行ってきた。ここの建物は、古くて100年以上も前に建てられたものであるが、ここをあるキリスト教の団体が購入して、大学を作った。大学と言っても、小さくて、キリスト教と健康の専門ということらしい。マイナー(第二専攻)で、音楽もやっているらしいけど、とにかく、場所としては、750エーカーもあるところで、人里はなれた辺鄙なところに、大学と健康施設と野菜のグリーンハウスがあるというところであった。

そこに勤める人からの招待だったので、中を見学させてもらって、お昼を食べて、マッサージをしてもらってきた。

ところで、お昼は、カフェテリアですべてベジテリアン料理、サラダだけでなく、魚風の野菜のパティとか面白いものもあったけど、すべて野菜だけ、野菜は好きだけど、特に目新しいものではない。ドレッシングやソース類はいろいろ工夫されてあって、なかなか良かった。ところが、飲み物を探しても何所にもなく、聞こうかと思ったけど、まあいいや、と飲み物なしで、食べていたら、なんと、聞くところによると、意図的に飲み物を置いてないことが分かった。食べる30分前までに、水分はとり、食後も2時間は飲まないのだそうだ。消化吸収をよくするためなのだとか。それと、野菜や果物に水分が入っているから、それ以上に必要ないとか。。。初めて聞いた話だった。

自分なりに考えてみると、確かに野菜は吸収があまりよくないかもしれない、とすると、栄養素を十分に取り入れるために、水分で消化酵素を薄めないようにするということなのかもしれない。はじめ、食べながら、友人と、コーヒーが飲みたいよねと言っていたけれど、これを聞いたら、コーヒーどころではないね、と笑った。

マッサージは、そこの学生に背中だけ30分位してもらった。学生でもなかなか上手だった。こういう学生は、健康を専攻していて、ここで、マッサージも勉強しているのだそうだ。ロシアンスティームバスもあったが、なんか不思議なところだった。がん患者とか糖尿病患者とか、そういう人たちが、健康増進、療養などのために、そこに何日間か滞在するのだそうだ。一日ぐらいだったら面白いかなと思うけど、とても、一週間も二週間も、そういう食事と環境だけで、過ごす気にはなれないなと思った。