ちょっとしたハプニング

今日のコーラスは本当によかった。男子学生も入って、声に幅ができたし、アカペラの曲も結構うまく行ったし、これが練習二回目とは信じられないくらいだった。先回の私のパート別の録音も役に立ったよう。私としては抵抗したい気分のテクノロジーの発達も、確かに役立っているとは言えるということか。


練習後、学生を送り届けたあと、リッチモンドに行ってきた。昨晩、息子のバイオリンの弓が壊れてしまい、修理のため、うちにある弓と、とりあえず交換してきたのだ。久しぶりに息子と会って練習室でピアノと合わせたりしていたら、すっかり遅くなって、慌てて帰路。

高速に乗った途端、友人から電話が入り、高速で長電話はまずいかと思って、その辺の出口で降りて、田舎道の脇道に車を止めておしゃべりをしていた。そしたら、知らない車が私の車の後ろに近づいてきてちょっと距離を置いて止まったので、なんとなく、不審な車かもしれないと気味が悪く、車を動かしてUターンをしてもう一度車を止めた。そしたら、なんと、その後ろにいた車も動いて、私の後ろについてきて、止めるや否や、ライトをパカパカし始めたのだ。パトカーだったのだ。

ああ、私は何も悪い事してないのに、捕まったということかと、外に飛び出して、電話してたから止まっていたのよと大声で叫んだら、警官が出てきて、分かった、行っていいよ、と言ってくれたんだけど、もう本当に、パトカーのパカパカライトって権威を振りかざしているような感じで、本当に嫌だった。向こうとしては、私が一旦車を動かして、また止めたりしたものだから、さらに妖しいと思ったのかもしれないんだけど、電話で喋るために車を道に止めているという合法極まりないことなんだから、ほめられてもいいと思うんだけど。

ところで、私、パトカーに止められたときには、車から出てはいけないという事をすっかり忘れて飛び出してしまっていた。そういうことをすると、撃たれる事があるとか。