この頃、春らしく、

いやそれ以上に暑くなっていたのに、今日は雨模様で、昨日より15度も低かった。本当に変わりやすい天気だと思う。この雨模様と低気温で、今日はなんとなく気分がのらなかったけど、明日の最後のクラスの準備のために、ファイルをまとめて、ハンドアウトにするのに、何時間もかかった。

明日の学生のプレゼンのスキットの発表会では9つのグループが発表するのだが、何度となく、学生たちと推敲のやり取りしたあと、最終的なものをまとめてハンドアウトにしたのだ。夕方ようやく終わったと思ったら、またある学生が他のファイルを送ってきたりして、もういい加減にしてと独り言を言いながらの作業。

学生たちとのやり取りは時々忍耐が必要だとつくづく思う。短気になって怒るのはたやすいけど、いかに怒りを外に表さずに、学生たちにしっかりメッセージを伝えるのは、時々大変だと思う。甘く見せても駄目、辛く見せても駄目、柔らかに、でも、確固とした信念でいるのが大切なのだ。

できない学生が、苦労してもなかなかできないというのは、ある意味仕方ないと思うけど、一番不愉快なのはできる学生がいい加減にやっていて、最後の最後までドラフトを出さず、挙句の果て(私が文句のメールを打ってようやく)、あれ〜、もうドラフト送ったと思っていました、ごめんなさい。。なんて言ってきたりして、そういうのって本当なのかって疑ってしまう。中身を見ると、あまりしっかり書かれてないし。ウサギとカメのお話を思い出す。こういう例は意外と多いのだ。楽チンと思っているうちに、他の学生たちに追い越されるということ。

ところで、この間、書いた陸軍に入った男の子たち。彼らは陸軍に入ってコンピューターの専門の仕事が出来るという事を本当に楽しみにしていた。本当に面白い仕事なんだと言っていた。そうか、そういう専門の仕事は面白いかもしれないけどね。でも、私はどんなにお金がもうかっても、またそれが、どんなに面白い仕事であっても、タバコ会社に勤めたくないと感じるような感覚があるんだけど、私はこれと似た感覚が軍隊に対してもあるんだと思う。