スタントン、久々

今日は友人にも手伝ってもらって、ようやく花壇の草取りが終わった。今度、花の苗と土を買ってこよう。

毛虫も相変わらずだけど、今朝来たピアノの生徒が可愛いからほしいというので、小箱をあげたら、いっぱい取って帰ってくれた。取りたいだけいくらでも取って行ってね。観察してると、ガになるのだそうだ。確かに、私も子供の時には、よくいろんなものを飼っていたし、うちの子たちも、あれやこれや、うちに持ってきて飼っていたけれど、毛虫、ミミズとか、長いものは、私はもう結構。ところで、花壇にミミズがいた。正にオーガニック。花壇にミミズ。これで十分。


ところで、久々に、スタントンに行って来た。スタントンは、前にも書いたけど、小さいけれど、歴史的で芸術的な町で、訪ねるたびに、この町なんか好きって感じる町だ。

気に入りのイタリア料理のレストランで、食事をしたのだけれど、とても満足。美味しかった。そこへ、たまたま私の前で、ギターを片手に、若いミュージッシャンが演奏を始めた。ジャンルとしては、少しフォーク、少しカントリー、少しブルースだと言っていた。弾き語りだけれど、ギターがとてもうまいって感じたし、音楽の雰囲気もとてもよくて、とてもリラックスできた。その時の自分の気持ちや気分に合う音楽に出会うのは難しいけれど、今夜は、偶然にもこの音楽がぴったり合っていて、インスピレーションが沸くものだった。

以前は、そういうレストランでの演奏家たちに、全然関心がなかったけど、数年前に、私自身、Rとラガッチ(レストラン)で弾いてた時から、他の演奏家にも関心をもつようになって、やっぱりまず音楽を聴いてあげたいと思うようになった。今夜のは、自分の気分にぴったりきたから、それを表現したくて、彼にチップをあげたのだが、お返しに、聞いてくれてありがとう、と自家製のCDをくれた。

他人の作曲の音楽であれ、自分自身の音楽を表現できるって素敵だと思う。それが、聴いている人のインスピレーションをゆさぶり、心を平安にできるとしたら、って思うと、やっぱり私もそんな演奏ができたらなと思う。あんなふうに、決して派手ではなく、いや、むしろ地味なんだけど、自分の音楽でその空気を素敵な雰囲気に出来たらなってあこがれる。