今週は、

雨が続いて、なんとなく気分が晴れない。特に今日はどうも調子が出なかったが、二年生のクラスの期末試験で、みんなの顔を見たら、少し元気が出た。人間は一人で生きるのではない、誰か他の人間に支えられて生きられると、こんなちょっとしたことで感じるひととき。

ところで、先日、PVCCで働いている或る人の家族に大変ショックな事件があり、そのニュースが流れてからというもの、実は、私も少なからずショックを受けていた。この人とは、親しくないけど知っていて、いつも親切で感じのいい人だと思っていた。事件は彼の両親がノーフォークの自宅で、夜就寝中に知らない人に入られ、殴打、襲われてお父さんは亡くなり、お母さんは瀕死の状態になったという事件である。まだ犯人も捕まってないし、どうして襲われたかも分からない。ただ、裏の窓が開いていたということなんだけど、ニュースでも日頃安全で平和な近所の住宅地でそんな悲劇が起こるなんて信じられないという報道であった。しかも、お父さんは91、お母さんは86という高齢。信じられない事件に、しばらく、大学のメールのやり取りが途切れたほど。みんなでショールを作って、縫えない人も一針でも刺して、差し上げるとか。なんという悲劇だろう。こんなことがあっていいのかという気持ちになって、腹が立つとともに、気持ちが沈んでしまった。