人の縁

の不思議さを、折に触れ感じることは多い。「出会う」という出来事は、人にとってすべてが偶然に見えながら、本当は必然なんだろうと思っている。

たとえば、今日会った人は、もともと、夏にある喫茶店で偶然に会った。その時、私は、新しい学生に会うために喫茶店に行ったのだが、私は忙しい真っ最中だったので、ほんの10数分だけ会って日本語の話をしただけなのだが、彼女に私たちの会話が聞こえたらしく、私が店を出るとき声かけてきた。しかもかなりスラスラとした日本語で。

聞けば、なんと、数年前、豊田市の会社で数年働いていたということで、今は自分の会社を立ち上げてここで仕事をしているが、将来、名古屋に行きたいという。私が名古屋出身なので、まず驚き、それから時々会うようになった。

今日会ったら、先週、彼女の姪が、私の誕生日と同じ日に生まれ、またさらに、今日、私がしていたスカーフと同じものを彼女が持っているというので、それはないでしょう。。。と思ったのだが、というのも、私のは、タンザニアからのお土産だったからなのだが、彼女のは、クエートからのお土産だというので、お互いに、また驚いた。きっと、アフリカの北の方から彼方此方へ流れているということなのだろうけど、アメリカにも全く同じものが売ってるとは、お互い想像できなかったからである。

先週末、私は再び韓国のサウナに行ってきたのだが、そのことを話したら、彼女は、日本にいる時、やっぱりお風呂や健康ランド、温泉が大好きだったとかで、さっそく、行きたいと言っていた。彼女は特に垢すりが好きだとか。私の日本人の友人でもアメリカにいると、裸になることに躊躇するようになっているようだし、垢すりはちょっと、という人も多いのに、アメリカ人の彼女から、垢すり大好き、お風呂大好き、是非行きたい、というので、これも、なんだか、面白かった。