コーラスの練習

初顔合わせと初練習は無事に終わった。用意していた3曲とも、合わせられて、本当に楽しかった。なんと言っても、男性軍が頑張ってくれているのは、本当にうれしい。今回は5名も男子学生が入る模様。

私としては、今年、学生たちから、楽しそうだから、コーラスやりたいと言ってサインアップしたと聞いたとき、うれしかったのだけれど、一つには、去年の様子を見て、これならやれる、これならやりたい、と感じてくれているからなんだと思って更にうれしかった。つまり、去年大変だったけど、無駄ではなかったということ。去年やった学生たちからも、早くコーラスやりたいんです、と発破かけられてきたし。

今年の選曲は、「春よ来い」、「さくらさくら」、「贈る言葉」、「幸せなら手を叩こう」。
大雪に見回られた今年の冬、誰もが、春をどんなに待ち望んだことだろう。今朝、レッスンに来たピアノの生徒も、まだ5年生なのに、もう雪は二度といや、これ以上、学校が休みになるのもいや、と力説していた。雪遊びも10分で十分よ、だって。
こんなに待ち伸びた春を思い、この曲「春よ来い」は気持ちにぴったり来た。編曲と伴奏が面白いのでその効果があればいいのだけど。
明るいこの歌の後で、しっとりと、「さくらさくら」を歌う。低声部を自分で作ったので、今日、皆で合わせるまで、少々不安だったのだけど、伴奏との和声の関係もぴったり決まって満足。
贈る言葉」は、言葉を細かいリズムに乗せなくちゃいけないのだけど、みんながちゃんと勘よくリズムも取れて、すごいと思った。たとえ、ひらがなでも、知らない曲、しかも細かく刻んだリズムで新しい歌詞を読むのって、結構大変だと思うのだ。それに、終わってから、一人の男子学生は、この曲、メロディーがきれいで、いい曲ですね、と言ってきた。知らないし、初めて歌った曲なのに、きれいな曲だと楽しんで歌う余裕があるのは素晴らしい。