学期終了

ようやく今学期の仕事も片付き、今晩は卒業式だった。雷予報で心配したけれど、式がすべて無事に終了するまで、天気は良好で本当にラッキーだった。私も久しぶりに自分の大学院のregalia(キャップとガウン)で歩いた。アメリカのこういう習慣はとても伝統的で結構気に入っているし、他の教授たちの光景を見ていると、高齢の貫禄ある教授であればあるほど、こういうガウンってよく似合うものだなと毎回思う。

それはさておき、卒業式が終わってレセプションが始まったとき、ものすごい嵐になり、すぐ近くに雷が落ちたり、竜巻が起こったり、ヒョウが降ったりして、信じられないことになったが、嵐がおさまるまで大学の構内で待った。その後、ファカルティのパーティーに参加して、食事の後、ある歴史の教授がバンドで店で演奏するので見に行った。ギターとドラムとバイオリンと打楽器の一種(まな板のような楽器)を使った演奏で、テンポも乗りもいいし、アイリッシュのリールを思い出させるテンポとリズムで、すごくよかった。彼は本当にユニークな教授だと思う。
このようにして、学期は終わった。

ところで、去年インディアナ州の大学に移ったスペイン語の教授も遊びに来ていて、一年ぶりに再会できてうれしかった。彼は元気そうだったけど、仕事の面では向こうの大学で満足していないようで、また他の就職先を探していると言っていた。