祈り

一日中雨。それでもそのおかげで比較的涼しく過ごせた。用事を済ませに外出。真ん中の息子は時間があったので、私に半日付き合ってくれた。は、いいけれど、私の荷物もちと私の用事で立って待たされること頻繁。。さすがに限界に。実は私も足にはたこができて破れて出血、立っているのも苦痛。でも気力だけはがんばっていたが、家に着いたらクタクタだった。とにかく日本にいると歩くしかないから、すごい運動量だと思う。歩きすぎて靴も壊れるし。


ところで、今回の帰国。実は、ショックなことも多かった。今まで元気に私の帰国を待ってくれて楽しく迎えてくれていた年配の友人たちが、それぞれ、大病されて弱られてしまっていること。
以前から美味しいものを一緒に食べていたある友人は胃の全摘出手術を先日受けたところだったり、目の手術を受けても片目は失明しつつある他の友人、また、腰の問題で歩けない友人。。。みんなそれぞれ、年だから、と言う。なんだかつらくなってしまった。母が亡くなったとき、個人的な問題として辛く感じた一方で、母と同じくらいの年齢の他の友人たちが元気なのはうれしかったのだ。ここにいたって、体調の衰えを話される友人たちの言葉は辛かった。

でも、そう、胃がなくなっても、きっとその状態に慣れて、また、美味しいものが食べられるようになると信じてますよ、と強く願った。今の医学だし、絶対に私はそれが可能だと信じるけれど、年配の人たちは、もうこの年になると衰弱の速さは著しいのだよとご自分で表現して私を説得しようとしたのは悲しかった。でも、祈りと共に、次回は、きっと元気な顔が見れると絶対に信じている。