まもなく

新学期が始まるので、このところ、ずっと片付けや学期の準備に時間を費やしている。片付けは私の一番苦手とするところなんだけど、片付けば嬉しいし、物は増えすぎるだけで減ることはないのだから偶にはやらなくちゃ。でも、本当に時間がかかる。一度にはできないから、毎日少しずつ。

そんな中、時々、電話がかかってくる友人から電話で、昼食べた?ときた。だって、もう3時になっていたし、昼はもちろん食べてあった。そしたら、彼女は自分は食べてないから、ねえ、早い夕飯でも一緒に食べない?というわけ。
こんな調子で、時々振り回される友人なんだけど、会えば楽しいし、私も家の片づけで、ちょっと嫌気がさしていたので、気分転換に、彼女の遅い昼ごはん、そして私には「早い夕飯」に出かけた。
そしたら、今日は、また大変な話になっている。日本で以前、友人たちに私が何故か事件に巻き込まれる人のように、よく冗談言われていたけれど、この友人の場合、事件のない日はないんじゃないと言うほど、いつもいろいろある。
今日の話はこうである。彼女の娘はこの秋大学なんだけど(来週)、昨日友人たちとジェームスリバーに川下りに出かけていて、7時半までに帰る約束(夕飯の約束)だったのに、何の連絡もなく帰らず、電話かけても誰にも通じず、午後1時半から川下りをしているはずなのに、何でそんなに時間がかかるのかと、彼女はパニックになり、ジェームスリバーの警察に電話をかけ捜索願い、車はあるが、人は誰もいない、河にも誰もいない、との連絡を受け、溺れたに違いない、と完璧パニックになっていたということ。
そりゃあ、パニックになるのも無理はない。そしたら10時に帰ってきたらしい。ボーイフレンドと一緒に。
ボーイフレンドの両親も彼女の家に来て一緒に心配している中、二人が帰ってきたので、彼女の旦那さんもカンカンになって、皆がいる前でその男の子にいきなり平手打ち、自分の娘を連れていて何かあったらどうするんだ!と叫び、皆それはそれは大変な修羅場となり、彼女は怒りと心配などで食べ物も喉に通らず、眠れないし、体調悪くなり、今日の午後まで何も食べられなかったのよ、ということだった。
本当に大変そう。今から大学に行くというのに、こんな調子じゃ、もう気が狂いそうだと言っていた。
なんか私も似たような気持ちになったことがあると思い当たり。子供の心配がなくなることなどないけど、いつも離れているから、母も生前よく言ってたけど、ただ祈っているしかないんだと思う。