地震津波災害救済行事

また一つ、大きな行事を終えることができた。うちの大学で、日本の最近の地震津波災害に遭った人たちを助ける義援金を集めるためのイベントを日本語クラブのスポンサーでやることができたのだ。クラブのアドバイザー(顧問)をしているので、元々は私の提案ではあったのだけど、学生たちはよく頑張ってくれた。こういうことって、日本人の私一人が頑張るというのはちょっと嫌だと思っていたのだけど、言い出したのは私であっても、すぐに学生たちが積極的に興味を持って取り組んでくれて、本当にうれしかった。
昼の時間帯で、カレッジアワーというどの授業も行われていない時間帯に、日本の食べ物などを売ったのだが、日本の音楽のCDをかけて、私は再び浴衣姿で。食べ物は、町の日本のレストランなどから食べ物を注文したり、クラブのメンバーで作ってくれたものなどや、最近、私があちこちで仕入れてきた日本のお菓子などを売った。食事になるものは完売。お菓子やパンなどは余ったけど、一応、大成功だったと思う。
それに、昨年引っ越した友人がこのイベントのことを聞きつけて、食べ物は食べれないけどと、わざわざ、寄付金だけを送ってくれたり、食事以上の金額を加えて多めに置いて行ってくれる人がいたり、皆の有難い気持ちがうれしかった。
この行事についても、上手くやれるのかなと昨晩は不安で緊張していたけれど、結果大成功に終えることができて、責任を果たしたと同時に、クラブのメンバーから来年もやりましょう、との積極的な声を聞き、心強く励まされる思いがした。