今学期最終日

ようやく学生たちのグループプレゼンテーションも終わり、あとは、試験と成績付けなど、もう少し。いつも、もう少し、もう少しと自分に言い聞かせながらやってきた今学期。やっぱり、この日が終わって、ほっとした。
それにしても、今学期、一年生の日本語のクラスは本当によかったと思う。全員が前向きで、よく頑張るし、真剣だし、楽しいし、こういう性質が今日のプレゼンにもよく表れていた。特に目立ってできる子がいないと思っていた先学期、でも、今学期は皆が一緒に上達して来るのを見ることができた。これは本当にいい光景だった。この学生たちが二年生になる秋学期は、今からとても楽しみだ。

さて、不安定な天気の日が続き、昨日はあちこちで竜巻による被害があった模様。私は、運良く、リッチモンドに行く途中、ひっきりなしの竜巻警報を聞いて不安な気持ちだったが、絶妙なるタイミングでうまくかわすことができた。行く時には、竜巻が来る前で、帰る時には通り過ぎた直後というわけ。真っ黒な雲の中に、稲光がいくつもいくつもいろいろな形で、光っていて、こんな不気味な空を見たことはなく、まるで、映画の世界だった。そんなに光っているのに、音も雨もなく静かで不気味な感じだった。でも、私がただラッキーなだけだったと思う。直後に通った道路は、葉や枝などがいっぱい散らばって荒れていた。
警報の中では、出来るだけ低いところに行けとか、車の人は直ちに安全な場所に避難しろとか、言っていたけど、高速道路で走っている場合、一体どこに避難すればいいのかと思いをめぐらしながら不安な思いでいっぱいだったのだ。