アレキサンドリアまで、

日本語教育アーティキュレーションフォーラムに行って来た。フォーラム自体はとてもよかったが、帰りの道路の渋滞で、4時間半もかかり、他の先生たちと行ったので、運転はしなかったものの、くたくただった。

フォーラム以外にも、いろいろ話し合う中、最近の日本の若者の状況や傾向などを知るにつけ、私が日本を離れている間に、ずい分変わってきているんだなとちょっと驚いた。
その大きなことは、最近ではこちらの大学から日本に留学を希望する学生数の増加に比べ、日本からアメリカへの留学生数がひところに比べて格段に少なく、交換プログラムの場合、その数の格差で一旦打ち切りせざるを得ない状況にあるプログラムも増えているとのことなのだ。
その背景に、最近の若者は苦労して留学するよりも楽な日本でゆるゆると適当に生活することに満足を感じる傾向が高くなってきているという驚くべき傾向。。。
私自身の若い時代に比べると有り得ないような感じ。
私自身はいつもいつもハングリーだったし、いつも外の社会(海外など)へ出ていろいろなことを挑戦したいと常に前向きに考えていたと思うし、今の状況を満足だなんて感じたことなかったし、いつも問題意識が強かったという記憶なのだ。これは、その頃の私自身の友人たちも、その傾向があったと思う、少なくとも、私の親しい友人たちは。。。
ところが、この頃では、キャリアを持つ女性は格好悪いと考えている女性が多くなり、専業主婦希望とか。。。ええ〜時代って逆行してるのって感じてしまった。年収のいい男性と早めに結婚するのが若い女性の希望だったり、流行りだったりするとか。。なんだか、情けない気持ちになってしまったのだけど。