感謝祭明け週末

この時期に暖かいなと思って温度計を見たら、摂氏21度。名古屋より暖かかった。半そでで歩く人たちの中、せめてコートなしで歩く散歩が気持ちいい。こんなに暖かいので、いつもの寒い冬が急に来たら、かなり堪えるだろうなと思う。
この週末は、普段に比べてゆったり過ごせたと思う。今朝の礼拝では牧師もクワイヤディレクターも休暇中で私が普段の合唱曲の代わりに特別演奏をした。エルガーの「ニムロッド」のピアノ編曲版を心を込めて弾いたら、予期せぬ大きな拍手をもらい、嬉しかったが、心を込めて弾きすぎて、弾いたあと、しばらく震えが止まらなかった。演奏者が感情的になってはいけないけど、そんな曲だから、いつ弾いても胸にジーンとくるのだ。聴いてくれた人たちからも感動したという感想をもらったので、気持ちが通じてよかったと思った。
さて、大学の授業の方は、残すところ一週間、その後期末試験なのだが、音楽の方の仕事は、次々と目白押しで、毎日全曲を練習する時間がないくらい。
まずは、昨年に引き続き、再び、ヘンデルの「メサイヤ」、そのコンサートでは、チェンバロを担当なんだけど、その他ではサンサーンスの「クリスマス・オラトリオ」などの曲を小編成混声合唱のソプラノでも歌うことになっている。また、うちの教会では「クリスマス・カンタータ」をするが、これも一冊全て、おそらく礼拝の代わりなので、2時間近く伴奏を弾きっぱなしになると思う。その前日には、バイオリンの発表会の伴奏の仕事、今回、ビオラの曲もあり、全部で10数曲だけど、その中の2曲ぐらいがかなり難しいので、結構時間かかっているし。今週はUVAのある研究室のクリスマスパーティーでの演奏もあるし、また、去年もやったショールームでのBGM演奏もあるし、そしてクリスマス後の恒例のアシュロンのクリスマスコンサートの演奏会、そしてニューイヤーズイブの演奏という順。曲数を数えるのも面倒なくらいだから、練習も一度に出来ないし、気持ち的にちょっと重い気がしている。
それに加えて、先日、ダンスのショーケースで踊らないかとインストラクターに誘われて、まだ二ヶ月しかレッスンとってないし、ショーケースまで二週間しかないのに踊ることになりそうで、もはや緊張し始めている。その日は、メサイヤを弾いたその足でショーケースへ走ることになりそうだ。
「一つ一つ坦々と」を心がけて、片付けていこうと思ってはいるんだが。。。そう、坦々とやるしかない。一つ一つ心を込めて、着実に。。。