期末試験も終了

学期末試験がすべて終わり、たった今、採点も終わり、後はクラスのパーティーと卒業式を残すのみ。気分的に急に楽になった。
今日のクラスでは、クラスの皆がそれぞれ、私に花のプレゼントを用意してくれていて、持ちきれないほどの花束、それに、自作の水彩画を描いてプレゼントしてくれた学生もいて、なんか、感動的だった。おそらくいつもリーダーシップを取る或る男子学生の声かけだったに違いないと思うけど、皆が素直で仲が良くて、本当にいいクラスだったと思う。
二年生の方では花こそ用意してなかったけど、或る学生は、感謝の長い手紙文を書いてくれていたし、その学生は日頃冗談ばっかりで、ちょっと斜に構えた風なんだけど、こうやって真面目に気持ちを表してくれると、その子の内面を垣間見て、うれしかった。男の子って、よくそんなことあるよな。つまり、素直に自分の思っていることを表現するのが気恥ずかしいのか。。。
云々と思いめぐらしていると、人間はどんな文化の背景にいても、みんな同じだという事を改めて考えたりする。感謝の意を表現しようとする気持ちは、日本人もアメリカ人も変わらない。感情は、人間皆同じ。「心が通う」という言葉は、人間を前向きに信じる者は誰でも、普遍的であり、共通することなのだ。
いろいろあっても、前向いて、ひたすら頑張っていれば、何らかの結果が出るはずだと思って頑張っていたけれど、一方通行ではない感謝の気持ちを表してくれようとする行動を見たら、どんな苦労も大変さもさっと消えてしまった気がした。