夏休みなのだが、

学生たちの要望もあり、文化のイベントを企画して、茶道のワークショップと題して大学で行った。茶道の内容的プレゼンテーションと実際のお菓子作り、お茶をたてる、お茶をいただく、をマスターするという目的。
一体、何人来るか分からなかったけど、三十名ほど来てくれたし、しかも、バイスプレジデント(副学長)を初め、ファカルティやスタッフも来てくれたし、学生もたくさん来てくれたし、大成功だったと思う。
私は、早朝からCMTAのボードミーテイングに出席しなければいけなかったから、朝は手伝えなかったが、朝から学生が何人も集まってくれて、午後のイベントのために大福作りをしてくれていた。本当に一日がかりの大仕事だったけど、楽しく出来て本当によかった。手伝ってくれた何人かは、秋学期には、私のクラスに入る学生だし、またいろいろイベントが出来そうだ。茶道のプレゼンテーションやデモンストレーションをやってくれた学生も私のクラスの学生で、11年も茶道を勉強していたのでさすがのもので、たとえ、教室でやっても、たたみマットや花、窯を持ち込んだので、何らかの本物を見せることが出来たと思う。
茶道のプレゼンテーションは私自身もアメリカに来てから、何回もする機会があり、そのたびに新しい何かを学ぶことが出来るから、奥深いものだと思うが、やはり、こちらの教育ある大人の人たちでもそのユニークさに魅かれるものがあるのだと思った。単にお菓子を食べて苦いお茶を飲む、ということではない深い何かを知りたいのだと思う。