不思議な一日

特に何も考えずに一日を始めたのだが、今日は、次から次へといろいろなことがあり、それが、一見、普段の日と変わらないようなのだが、結構、ユニークな出来事が次々と続いて、その上、なぜか電話が多くて、しかも相談の電話ばかり続くし、あっという間に一日が終わってしまった。一日終えたところで、今日は、9.11だったことに気づいた。普段なら、ラジオ聞いているから、絶対、何処かで聞くはずなのに、それも機会なく、普段じゃない一日。
今日、ダンスの先生と話していて、彼の息子さんは明日9.12が誕生日だったが、その次の日の9.13の金曜日に三階から落ちて亡くなられたとのこと。それは、今から13年前の2000年。19歳だったそうだ。それ以来、息子さんのその心境を想像して、その恐怖を想像して、眠れなかったり、恐怖をずっと感じていたが、数ヶ月前、彼自身が屋根からはしごが壊れて落ちて、足を骨折し、その時、その一瞬は恐怖を感じるというより、その恐怖を感じることができないくらいの一瞬の出来事だったから、その時はじめて、ひょっとしたら、息子さんも想像する恐怖を感じる時間さえなかったのかもしれないと、初めて思ったそうだ。

そして、気づいた。今日は、9.11。あれは12年前だった。こういう記念日をうっかり忘れていたのに、ユニークなことが次々と起こって、なんか変だと思ったけど、やっぱり、普段じゃなかったんだ。