高校クワイヤ練習初日

今学期も、高校のコーラスの伴奏の仕事が、始まった。今学期は木曜日に三時間、二つのコーラスの伴奏をして、それから、大学へ走るという大変なスケジュール。その一日目が始まった。弾く方は、全てうまく行き、高校生たちは、とても素直だから、私の伴奏にも素直に感激してくれるし、本当に楽しかった。
もう一つは、実は、前から、そこで管楽器を教えている先生が苦手で、単に第一印象だったのだけど、声の感じが怖くて、個性的な感じの人なんだけど、この人が、今日は私を見るなり、近づいてきて、何やら話しかけてきたので、日頃、愛想のない人がなんなんだろうと思って聞いていたら、自分がオイルチェンジをしている店で、私の噂を聞いたそうで、どうやら、その人は、うちの教会の会員で、私の演奏を聴いている人ということで、クワイヤデイレクターが連れてきたピアニストはものすごいんだと、私のことを話していたと丁寧に説明して話してくれたのだ。今まで、印象が良くなかったのに、急に、その優しさというか、親切を感じて、一瞬、ぼけっとしてしまった。デイレクターがたまたまその話を聞いていて、教会の誰のことか説明してくれたけど、それを聞いてもぴんとこないくらい、私の方からは、誰のことだか、さっぱり。でも、私はいつもどこかで、見られているし、噂になっているんだと、改めて思った。それにしても、あの第一印象が悪かったこの先生への印象が、あっという間にポジテイブになるのは、不思議だと思った。
やっぱり、第一印象で判断すべきではないんだなって。第一印象が良くて、愛想がいい人が、必ずしもいい人というわけではないのだし。。
こんな思い込みは、よくあることなんだと思った。