嬉しいことと残念なこと

今日は、嬉しいことと悲しいことが同時にあって、なんとなく気持ちが沈んでしまった。
親しい友人に久しぶりに会ったこと、これは本当に嬉しかった。。。
でも、教会のクワイアデイレクターが今日の練習後、パスター(牧師)と私にプライベートで話があるというので、いったい何なのかなと思ったら、ほかの教会からの引き抜きの話。
そりゃあ、彼は最高だから誰だってほしいでしょう。今のパスターは、9月に来たばかりで、うちの教会ではまだ新しいので、言いにくそうにTが話し始めても、すぐに、それはおめでとう、って明るく反応。私は、そんなすぐにおめでとうなんて言えなかった。ショックだったから。まずは、さびしくなりますとだけ言った。その後で、本当はおめでとうって言わなくちゃいけないのは分かってるけど、私はさびしいわ、と再び正直に言ってしまった。だって、パスターは、そりゃこんな田舎の教会で、満足できないでしょ、だなんて言うし、あまりがっかりもしてないようだから、私は、ちょっと腹が立ったし、悲しくなってしまったから、これ以上、おめでとうだなんて言いたくなかったのだ。私にとって、彼は最高だったから、ほかのデイレクターが来て私はその人が好きかどうか分からないし、好きじゃなかったら、やりにくいし。
彼の最高なところは、こちらが心配したり、問題があったりしても、大丈夫だよってかるく励ましてくれる一方で、いい加減ではなく、すごくオーガナイズしていて、まじめだから、頼りになるという点。とかく、何でも大丈夫って言う人は、いい加減すぎて、信頼できなくなったり、または、逆に、まじめにきちんとしている人は、固すぎて堅苦しくてついていけないから、彼ほど、素晴らしいデイレクターはいないと思うのだ。
私が、すごくがっかりしてたので、彼は、でも高校ではまだ会えるよと言ってくれたり、それに、来週はDCの演奏旅行とミュージカル鑑賞一緒に行けるから、楽しいよって、私をなだめようとしてくれていた。そういう気配りが絶えずある人なんだから。
パスターは、私に向かって、貴女はずっといてくれるわねと言ったんだけど、彼女にしてみれば、私のように、毎回、ピアノなどで、目立っている人の方が、大事と思っているみたいだった。本当は、デイレクターの方がずっと大事なのに。。。
ショックなニュースの後、友人に会ったので、嬉しかったけど、その帰り道は、久々に一層落ち込んでしまったのだ。
というわけで、彼は、今月中までとのこと。本当は来週彼の歌の伴奏のはずだったけど、今日の話の後、再来週も私がソロで弾くことになっているけれど、そのときには彼が不在なので、来週も私がソロで特別演奏をしたいと彼にいったら、再来週やってくれるんだから、やらなくていいよって言ったけど、私は彼がいるときに、以前彼にもらった楽譜の中の曲を聴いてもらいたいから弾きたいんだと言ったら、分かってくれたようで、喜んで了解してくれた。せめて、私の感謝の気持ちを表現したかったし。
こういう不意の知らせって結構ショックだなって我ながら思った。昨年度、ある仕事の話で、高校の伴奏ができないかもしれないって彼にいったとき、彼はちょっとびっくりしてたけど、自分のことで勝手に行動するときには、人の気持ちを考えないで、自分勝手な行動をしてしまうと、我ながら改めて感じた。自分が移動するかもというときには平気なのに、ほかの人が急に移動してしまうのは、ショックになってしまうんだから。私も現金なもんだと思う。