ショーケース

ようやく、ダンスのショーケースが、終わった。本当に楽しかった。
心配していたクイックステップは結構うまく行き、周りの反響がすごくよくてびっくりした。見るからに、リズムとか、タイミングとか速いので、難しく見えるのだろう。ある観客の人は、I really enjoyed your quick step. I was really inspired. とわざわざ、私を捜して話しかけてくれた。もう一つのワルツを踊る前だったので、ちょっと気分よかった。
ワルツはもう少し、自信があると思ったんだけど、今まで絶対間違えたことがないところで、一カ所間違えてしまって、ちょっとショックだった。他の人には分からなかったようで、Tもあんなの些細なことなんだから、全然気にしなくていいよと言ってくれた。でも、私にとっては、そこの場所はうまく表現できる自信ある部分だったので、それが表現できなくて悔しかったのだ。
リハーサルで練習していたのを見てくれていた人たちは、この私の踊りを楽しみにしてくれていたし、私の踊りをfloating angel だと名付けてくれて、なんだか恥ずかしかったが、この曲には個人的にも思い入れがあったから、音楽に入れて表現できたことは嬉しかった。
クイックステップの方は、テンポに乗ってダンスはうまくいったけれど、音楽を表現するというには、入り込めなかったが、ワルツのこの曲には、ピアノを弾いたり、歌を歌ったりするときの感覚で、音楽を身体で表現できるという感覚が感じられた。
緊張の数時間で、ようやく終わったら、急におなかがすいた。踊る前には胸がいっぱいで食べれなかったし、少し、無理して口に入れたら、胃が痛くなってしまったので、緊張していたのだろうな。でも、私は舞台が好きだから、舞台に立つと緊張した感じはほとんどなく、楽しくて仕方ないという感覚に変わるんだから面白い。それに、Tが私と踊って本当に楽しかったと言ってくれたことは、何よりの言葉。
また引き続き、頑張りたいなと思う。