日本について、

語学を教える上で、教室でいろいろ話しているのに、実際の日本の生活を結構忘れてしまっていることに気づく。または、やはり、日本もいろいろ変わってきているということなのかもしれない。
たとえば、町で、マスクをしている人たちの多いこと多いこと、特に女性が。あまりおしゃれではないので、普段の服装のおしゃれと、どう連携できるのかなと不思議な気持ちになる。見慣れない私にとって、とても違和感があり、異様な感じがしてしまうのだ。。。。これって、もし、私がこちらに住んでいたら、マスクをしている仲間に入っているのかなと、思いを巡らす。中に入ってしまうと、ひょっとしたら、その異様感は感じないのかもしれない。
また、周りから聞こえる日本語がすごく気になったりするのも変な感じだ。あ、日本語が聞こえるって思う。無論のこと、ここは日本なんだから。
また、日本では、知らない人たちでも、一人一人と関わると、とても親切なんだけど、公共の中での他人って、とても冷たい気がする。
私の国際線が遅れたので、乗り継ぎの国内線に乗り遅れ、航空会社から費用をもらって、電車で帰ってきたのだが、名古屋に着くと、階段が多く、重い荷物を持ち上げなくちゃいけなくて、私が一人で苦労しているのに、誰も手を貸してくれる人はいなかった。知らない人たちでも頼めば、きっと親切にしてくれるだろうに、こんなに苦労して運んでいるのが見えても、私を抜いて歩いて行ってしまう人たちが多いのは、ちょっと違和感があった。もし、私だったら、声かけるのにと思ったから。アメリカだと、こういう場合、知らない人たちがひょいと手伝ってくれることが多い。一方、かえって頼むと、断られたりして冷たいことがあったりするけれど。

さて、今の時期、外は、気候がそんなに寒くないのに、家の中が寒い。でも、外の空気は、しっとりとしていて、気持ちいいなと思う。以前からこういう感じだったのかなと思い起こすのだが、冬は乾燥しているはずなのに、それでも、アメリカにいる時よりも、ずっとしっとりとしていると思った。きっと肌に優しいと思う。
もう一つ、花粉症。以前、花粉症がひどかったのに、今回、この時期でも、全くない。周りはくしゃみしているのに、私は何も感じないのは、直ったということなのか、それとも、年取ってあまり感じなくなったのか、それとも、住んでないから、アレルゲンが鈍くなっているだけなのか。。。いずれにせよ、快適だから、いいけど。