出会い

というのは、不思議だし、人生が全て一つ一つの出会いで成り立っていると言ってもいいのではないかと思う程だ。
という意味で、レッスンの生徒さんとの出会い、他の演奏者との出会い、学生との出会い、、、一つ一つが本当に大切だと思う。
うちの一人のピアノの生徒さんは、NYにずっと住んでいて、ご主人は有名な作曲家、彼女は、バレエダンサーだったのだが、彼女との出会いも不思議。ピアノの生徒さんとして会ったのだけど、会話が本当に楽しいし、感覚やセンスが合う。今朝は、この間、この町に来たレニー・フレミングのコンサート談。彼女はメトロポリタンオペラとも関係あったので、チケットを特別、私に取ってくれようとしてくれたのだが、いろいろな都合がつかず、残念ながらできなかったが、おそらく、他の人たちとは違う反応に違いない彼女のリアクションは、本当に面白いものだった。そして、不思議に私の感覚に合うのだ。やっぱり、私は日本でも都会に住んでいたので、この町のカラ気取り屋さまがたの薄っぺらさが、日頃からちょっと癪にさわるという日常の私の感覚を理解してくれるようで、なんか、嬉しいと思うことが多い。
夕方は、学生たちの名古屋弁プロジェクトに関わって名古屋弁についてのインタビューに答えた。なぜ、名古屋弁なのかという私の問いに、どうやら、朝日新聞の記事で最近名古屋弁談義が載ったということなのだ。名古屋弁がそれほど、注目の対象となるというのは、面白い。質問の数々はなかなか面白かったから、結構楽しかった。