ある芸術作品

を手に入れた。なんとなく惹かれたデザインだったから。この店はもうすぐ店じまいをするので、すべてかなり安くなっていたので買うことにした。
支払う時、店の人が、この作家は実にsomething elseだったという表現をしたので、それはどういう意味なのかって聞いたら、彼女のエピソードを色々と話してくれた。すっかり聞き入ってしまった。とても面白い話だった。この作家は四年前に亡くなったが、いろいろな意味で大した人物だったようだ。家に帰ってから、ネットで調べてみたら、本当に色々出てきて、亡くなってもこれだけのエピソードや逸話話などあるのは、余程だったのだろう。亡くなった時の追悼文の記事にすら、愛するか憎しむか、どちらであれ、云々という文のくだりは、すごく個性が強かったんだろうという人物を思い浮かばせる。その彼女の作品には、きれいだけど、確かに強い個性が感じられるものが多かった。