近年のソーシャルメディアの発達はめざましい。私たちは残念ながら、これによって動かされている部分が本当に多いと思う。
例えば、Facebookは、親しくないいわゆるFBフレンドにも誕生日を知らせてしまうので、日頃、コンタクトのない人からいっぱいお祝いメッセージが来る。それなのに、本当に親しい友人たちは、うっかり忘れていたり、または、Facebookで確認したとしても、わざわざメールしてくれたりして、また異なった接し方をしてくれる。
今朝は、朝起きたらすぐに、なんか知らないアカウントからも誕生祝いメッセージがいくつか来ていた。
また、Googleで何かを調べようとすれば、今日のGoogleにいっぱい誕生日ケーキがあって、あれ、これって偶然なのってカーソルを当てると、なんと、私宛に"Happy Birthday 私の名前!"となっている。

ええ、私、Googleに誕生日を知らせた覚えないのに、Googleのロゴなのだ。
機械に覚えられてハッピーバースデーの音楽やら、歌われたって、何にも嬉しくないのに。。こんなもので嬉しくなるほど、人間ってさびしいもんじゃないはず。私は、やっぱり心のこもったメッセージがいい。たとえ、うっかり忘れていて遅れて伝えてくれたとしても、本当の言葉がいい、と、つくづく思った1日だった。