「突然すみません。」

近年、電話の役割が変わってきたような気がする。人との連絡でメールがかなり主流になってきているからなのだと思うが、電話するという行為が非常に少なくなってきた。そして、電話はいきなり相手の都合御構い無しなので、失礼だという考えが強くなってきているからだと思うが、初めの言葉が、日本では、「突然すみません。」なのだ。電話というものはそもそも突然なのだから、わざわざ突然すみません、などと、言う必要ないようにも思うけど、それほどまでに相手の状況に対していたわる、気にかけて迷惑にならないようにするということなのだと思う。日本もアメリカもこういう傾向になってきたため、電話をかける前に、何時のタイミングでかけるかを、あらかじめメールで連絡し合うようになってきたのである。これなら、突然邪魔されることなく、人間関係もスムーズになるというもの。
それは、やっぱりメールの発達、普及に大いに関係あるんだと思う。