ようやく

大きな行事も終わり、残るはあと二つほどのイベント、これが終わると、完璧夏休みになる。なんだか、毎年、忙しくなっていくような気がしているが、何とかここまでこれてよかった。
先週末の大変さは、尋常じゃなかった。一週間のうちにコンサートがいくつもあり、土曜日にバイオリンリサイタルの伴奏、夜はダンスのお世話で役員の仕事、次の日の日曜日は、朝教会の仕事の後、午後はピアノのリサイタル、夜はダンスのショーケースで出演して踊った。これらの行事も、それぞれのリハーサルで、毎日いくつもの分刻みのスケジュールになり、さすがに何とか健康を維持して、すべてこなすを目標にがんばった。
週末はすべて無事に終わったが、引き続き、また日本庭園でのお茶会や書道のクラスや、合唱のコンサートで、今週も続いた。でも、ようやく、今日は、この間学生に教えてもらった本格的なメキシコ料理や、この間、茹でたたけのこ料理をして、ほっと一息ができた。料理は私の息抜きで、集中して料理できて、とても楽しかった。
ところで、伴奏をしていた高校の合唱は素晴らしくレベルが高いのだが、また、その中でも選ばれた生徒たちの合唱のグループのコンサートが、今週あったのだが、このレベルはまれに見るほどなので、友人たちにも声をかけてコンサートに誘った。このグループは、ほとんどがアカペラだけど、三曲伴奏があり、結構難しい曲なので緊張したが、これも無事に終わり、本当に感動的だった。その生徒たちが、私の伴奏した一曲のイメージで作ったモザイクの作品が素敵で、教室に飾ってあったので、写真を撮らせてもらった。若い人たちの可能性と柔軟性と純粋さとエネルギーは本当に素晴らしい。私は伴奏者に過ぎないが、この立場でも、そのエネルギーを受けて素晴らしい経験をさせてもらっていると思う。


さて、うちの学生たちも然り、いつも若い学生たちと付き合っているので、自分自身の年齢も省みず、年相応のいろいろな思いや心配もどうでもよくなり、一人、同年齢の中では浮いているかもと苦笑しながらも、おかげさまで、元気をもらっているような気がする。学期はもう一ヶ月ほど前に終わっているのに、絶えず、声かけてくれて、なんだかんだと出かけて一緒に過ごしているので、この夏休みも、まだしばらく続きそうだ。