セントパトリックデーだったが。。。


ここ二三日、おそらく花粉のためだと思うが、朝、起きると頭が重く、鼻がつーんとするし、目がかゆくて、目の周りや、ほっぺもかゆくて、あまり快調とは言えない。朝起きた時の頭痛は、動き回るに連れてよくなってくるので、風邪というわけではないと思うのだけど、そんなこんなで、今日、セントパトリックデーということをすっかり忘れてしまっていた。

出かけたら、人々は、緑、緑。。。ああ、そうだった。すっかり忘れてた。毎年、意識してこの日はグリーンを着て楽しんでいたのに。。。でももういいや。だって、なんか今年は花粉症がひどいので、症状を防ぐために、目を細め、スカーフで顔と鼻を覆いながら歩いていては、とても、かっこよくスマートに、アイリッシュマン!と、楽しく闊歩する気分ではなかったから。でも、生徒たちはそれぞれ、緑の洋服で、楽しませてくれた。


それでも、この時期の景色は本当に美しい。花粉を避けながらも、外に出ないではいられない。

いつも思うのだが、特に、長く感じる冬の茶色の景色から、生命が息吹きだすような美しい白のナシの花は、いかにも自然の英知を感じさせる。

白は色の無いところで、特に映えるもの。茶色に白、そして、薄いピンク、濃いピンク、と徐々に色づいて、本当のカラフルな春に深まっていくプロセスは本当に美しい。カラフルな春爛漫もいいけれど、特に、春の息吹を感じさせる、この時期の茶色にナシの白、そしてリンゴの薄いピンクが好きだ。

また、白は、周りの色もさらに引き立たせてくれるものでもある。今日の芝生の緑も青い空も、色が一層映えていた。