お気に入りのモクレン


今朝は、なぜだか花粉症の症状も軽く身体も楽で、元気よくジムで運動できた。体調の悪いときにセッションに行ってもなかなか調子が出ないけど、今日は張り切っているねとグレイドンにもほめられた。おかげで、一日中身体が軽く、助かった。

というのも、クラスの前に、ひとつコンサートの本番を控えていたので、精神的にも結構大変な気持ちだったのだ。なにしろ、先週末に急遽依頼された伴奏の仕事で、イタリア歌曲などの伴奏を4曲、楽譜をもらったときに初見で一回合わせた程度、あとは今日の本番前のラストミニッツのリハーサルだけだったのである。

それほど難しい曲ではないので、引き受けたのだが、やさしくても本番は本番だし、モーツァルトフィガロの伴奏は、結構細かいし、速いのでちょっと緊張した。でも、歌の彼女は、去年、実はもう何回か伴奏をしたことがある学生なのだが、今年は、すごく上手くなっていて、びっくりした。若いっていいな。こんなに速くも成長して上達できるんだから。今日、彼女は卒業プロジェクトの一端として歌ったので、いろいろ先生たちも来ていて少し緊張したけど、楽しく出来てうれしかった。


と、これでほっとできたらよかったのだけど、私は演奏が終わり次第、すぐ会場を出て、クラスへ。車を運転しながら、気持ちの切り替えを無理やりして、ぎりぎりにクラスに着いて、すぐに授業を始めたのは、ちょっと大変だった。一時間くらい授業をしていたら、めまいがしてふらふらしてきたので、これはいけないと、途中休憩をとって、気付薬に、コーヒーを買った。時間がなくて伴奏の正装のまま授業していたので、口々に、どこで何があったのかとみんなに聞かれてしまった。。