前向きにいれば。。

母が亡くなってからというもの、ブログも時々、湿っぽくなってしまうから、(いつも読んでくれている)友人に申し訳ないね、と言ったら、そんなこと気にしなくていい、一緒に宮島に行けなかったというように残念に思う事が、事実以上に大きく頭に浮かんでくるのも仕方ないけど、実際には、やってよかった、とか、出来てよかった、とか、肯定的なことも多いはずなんだから、そのことも考えたらいいんじゃないって言ってくれた。

確かに、ああ、あれが出来なかった、とか、これをしたらよかったのに、とか、そういう事ばっかり浮かんできてしまいがちだけど、本当は、いろいろやってよかったこととか、4月に日本行きのチケットがすぐ取れてよかったとか、間に合ってよかったとか、最後の二週間、ずっと一緒にいられてよかったとか、確かにいろいろある。

去年の秋、予定外に行けた日本で、子供のコンサートに本当に久しぶりに一緒に行けたということなど、思わぬいいこともあった。星占い師の友人が、11月に、子供の関係で、行くチャンスがあっても、子供のためだけでなく、本当に行ってよかったと後で感じる旅行があるから、絶対に行った方がいいよと、言ってくれたおかげで、忙しいさなかのその旅行を前向きに考えることが出来た。まったくその通りだった。その機会がなかったら、4月に急に病院にいる母に会わなければならなくなったのがもっとつらくなっていたと思う。

時々、自信なくなるけど、やっぱり前向きに考えようと思う。出来る限り。。


さて、先学期教えていた生徒たちが私のことを心配してくれて、先日メールをくれた。私が落ち込んでいるのではないかと、元気付けようとメールとか電話とかしてくれる生徒たちや友人たちに支えられて、有難いと思う。今日は夕方その生徒たちに会って、おしゃべりをしながら、一緒に歩いた。会ったら、わあ、元気そうで、本当に安心したよ、日本から帰ってから、どうしてるかなと心配してたから、って、優しい言葉かけをしてくれて、なんだか感動した。でも、そういう時の私は、明るく振舞い、大丈夫よ、元気元気って頑張ってしまう。でも、そうしているうちに、いつの間にか元気になっているから、ただの空元気ばかりでもなく、大丈夫だと思う。前向いていれば。