いろいろ不思議なことが起こったような一日だった。

昨晩、私のそれぞれのクラスで、日本からのコーディネーターと書道のワークショップを二回にわたりやったので、その片付けなどで、帰りがさらに遅くなってしまった。帰宅したら、あまりにもくたくたになってしまったので、今朝のCMTAのミーティングに友人たちとカープールして一緒に行く待ち合わせ時間に自信がなかったので、昨晩メールで断っておいたのだが、今朝、出る時に、たまたま待ち合わせ場所を、もともとの約束の20分過ぎに通りかかったところ、当の友人の車が止まっているではないか。彼女に聞いたら、他の友人がまだ来てないとのことで、電話したりして困っていたと言う。私がバタバタ通りかかったところで、そのもう一人の友人も私に気づき、彼らは会うことができた。つまるところ、大幅に遅れて到着した私が現れなかったら、彼らは会えなかったわけで、しかも、私もみんなとカープールしていくことに、間に合ったというわけである。今朝は、出かける気にもならないくらい疲れていたけど、執行委員だから行かないわけにはいかなかったので、まるで、彼らが20分も会えなかったのは、私を待っていたかのようで、なんだか可笑しかった。

今日のワークショップは、音楽セラピーについての勉強会だったが、最近ではずい分研究されていて、本当に面白いなと思った。このプレゼンテーターは、いろいろな楽器を使い、病人の心を支えている。痛みも、その人の音を基盤とする音楽で、和らぐのだそうだ。そのいろいろな楽器の中で、是非私も勉強したいと思ったのがハープ。持ち運びができるサイズでもとてもきれいな音色で、とても印象的だった。是非、いつかやってみたい楽器だとつくづく。さっそく欲しくなった。ピアノでは持ち運びできないから、セラピストには、向かないし。

脳のケミカルをよい方向に動かさせようとしてるので、まずは、その病人の声の高さや周りの音の音域、音色などを、とっさにチェックして、その人のリズムや音程と和音を決めるのだそうだ。絶対もっと勉強してみたい分野。