感謝祭の休暇が、

あっという間に終わって、息子もあっという間に、大学に戻った。息子はこちらに帰ってきても、金曜と土曜は友人宅に遊びに行ってしまっていたし、なんだか帰ってきていても、ほとんどしゃべることもなかった気がする。

この間、久しぶりに会った友人が、息子が大人っぽくなったと言っていたので、今日、送っていく時に、改めて顔を見てみたのだけど、ふむふむ確かにそうなのかなという点もあり。

性格やしゃべることなどは普段とまったく変わらないので、何も変わってないような気がしていたのだけど、確かに、初めてこちらに来たときには13〜14歳だったんだから、そりゃあ変わるはずである。

近くの湖で大きなバスを釣って大喜びで魚を抱えている写真を横目に、なんとなく、物寂しいようでしっとりとなってしまった。子供たちには早く成長して精神的にも物理的にも自立してほしいし、家にいてほしいわけではないのだけれど、男の子の子供時代と青年になった時との変化は、女の子の比ではないような気がするから、魚と一緒に興奮して何の屈託もなく手放しで微笑んでいる息子が、一瞬別人のように思えてしまった。