2009年の幕開け

とはちょっと大げさかもしれないが、まずは、昨晩友人からいただいた雑煮のお汁を使ってお雑煮を食べた。彼女はとても丁寧で、麩や鶏肉、ほうれん草まで、用意してくれていて、お餅を温めたら、すぐ食べられるようにしてあった。こんなの初めてというほどに、美味しくて、お餅を3つも食べてしまった。本当に美味しい出汁に感激した。これで、新年の一日目としては、おせち料理がなくても、完璧な気がした。

ところで、1月1日が誕生日の友人が実は3人いるのだが、その中の一人が今日50歳になり、50歳の誕生パーティーをやるとかで、行って来た。結構大きなパーティーで、ほとんど知らない人たちばかりだったのだけど、一人、私が以前ピアノを教えていた生徒の父親が来ていて驚いた。この町にこんな事って多い。どこかで、つながっているのだから。

そこにいた大勢の人たちは、チベット仏教の人たちと、スピリチュアルなグループの人たちだった。そこの家も、チベット仏教のお御堂というような部屋があり、毎日、丁寧にお世話されているのが分かった。そこの人のご主人は去年亡くなったということだから、毎日、お経をよんで、水やお供え物を供え、仏様の世話をしているのだが、それだけでなく、どうやら、ここの人は、その霊的グループのリーダーとなるような活動をしているようでもあった。霊的な人たちの中で、パーティーの中でも、一人一人、順番に大きなクリスタルの玉を持ちながら、それぞれの願いを祈って贈るという儀式を行ったりして、単なる50歳の誕生会というより、なかなか面白い企画が気取ることなくなされていた。誕生日の友人は、元気で若々しく、人生を楽しんでいるようで素晴らしいなと思った。