元気をもらう

最近脳梗塞で倒れたピアノの先生の友人がリハビリしているセンターに会いに行った。素晴らしい施設で、雰囲気もよく、素敵なところだった。

彼女は元気そうで、私が会いに行ったので喜んでくれた。毎日、リハビリを一生懸命頑張っているので、日に日に変化があって、うれしそうだった。はじめ左の半分が動かなかったけど、今はこれだけ動くのよと見せてくれた。彼女は今80歳なんだけど、彼女の前向きの精神は素晴らしい。

実はいつも彼女とお付き合いをしてるとき、母を思い出していた。彼女の元気さがいつもうれしかったけど、脳梗塞のあとですら、この前向きの精神で、部屋にキーボードを持ち込んで、毎日指の練習もして、早く再帰できるようにがんばっていると言っていた。彼女の元気さで私も元気をもらってきた。

母と同じ年齢の友人が元気で精神的にもしっかりしているのは本当にうれしい。母も、やっぱり、見た目も精神的にもぜんぜん年とってなかったし、精神的に強くて、若々しかったから、年齢だけ聞くと80であっても、やっぱりまだまだだった、と思える方がいい。(そりゃあ、まだまだだったと思うのは悔しいけど。)だから、もう年とってるから人生を終わってもいいだなんて、絶対に思えない方がいいと思うからうれしいのだ。私の友人も、早く家に帰れてレッスンに戻れるようにと願っている。それまでの間だけ、彼女の生徒は私が見てるんだから。