フェスティバル

今日は一日CMTAのフェスティバルだった。昨日の天気予報では、ひょっとしたら、雪か凍り雨かもということで、心配してたのだが、一日中いい天気で、そう寒くもなく、ほっとした。数年前に雪のためにキャンセルとなり、大変なことになったことがあったから、気がかりだったのだが、他のメンバーもやっぱり私と同じように、天候のことが心配だったということを話していた。

ところで、私は委員をやっている関係で、会場の中を行ったり来たり、当然、いろんな人に出くわすことになるのだが、去年の今頃、突然のメールで辞めた姉弟とその両親にバッタリ会ってしまった。

というより、おそらく、向こうのお母さんのほうが、私に会いたくなかったと思うけど、目を合わせたとき、私のほうから、声かけたから、無視するわけにはいかなかったんだと思う。

確かに家は引っ越して、クロゼーのほうに住んでいるということだけど、明らかに私のところをやめた時にはとっても変だった。この姉弟とも、全然練習しないので、お母さんは子供たちにいらいらしていて、子供たちへの文句を私に言ってきていたので、やりにくかったのだけど、初めからみている子達で長く来ていた生徒たちだったし、お母さんともよく話し合っていて、結構親しくしていた家族だった。それなのに、その延長ではなく、まったく話も相談もなく、いきなり、初めてのメールが来たかと思ったら、引っ越すし、全然練習しないから、やめますということだった。

そのいきさつがあまりにも唐突だったので、少なからず、ショックだった。あれだけ親しく話し合っていたら、せめて、電話か、会ったときにでも、話してくれればよかったのに。今日はいきなり会ってしまったので、彼女もちょっと私に話しにくそうで、バイオリンのほうが好きだから、ピアノよりバイオリンをやっているんだと一生懸命つくろっていた。

つくづく、この町の小ささを感じた。引っ越したんだし、先生を代わっても全然問題ないと思うんだけど、あれだけいろいろ話し合っていたのに、お互いの信頼関係がなかったということが私には一番嫌だったのだということが、このお母さんには分かってないんだと思う。