母の日に

教会で花鉢をもらった。毎年のことではあるが、これはうれしい。でも、どうも、私は母の日とか、父の日とか、そういうことを大げさにするのって好きじゃないと感じる。特に、教会で聞く話はつまらない。こういう日のお話は、日本では小さい子供だけだったような気がするけど、教会では、この日を正に「おおごと」に捉えていて、私は、元々教会員ではなく、ピアノの仕事でそこに座っているだけなので、なおさら、一人で、しらけてしまっている。

心のどこかでは、ちょっとあまのじゃくかなと思わないではないけど、花鉢も、女性全員がもらい、つまり、母親に限らず、「女性」をそういう対象と見ているのだと思う。つまり、女性か男性かということで、女性の役割と男性の役割がはっきり分かれている考えはキリスト教に根ざしている。教会で会う人、会う人に、Happy Mother's Day!と言われても、なんか心から乗れないと感じてしまう。わざわざ、まわりから言われたり、押し付けられる必要ないと思うんだけど。やっぱり私ってあまのじゃく?


でもでも、日本にいる息子が母の日の今年のプレゼントはCDを送るよ、なんて言われれば、そういうのは、なんとなく自発的な感じでうれしいんだけど。