時差ぼけで、

早朝三時起床。普段寝る時間に起きるなんて。。。
こちらに来る飛行中、映画を4本も見たおかげで、飛行時間はあっという間だったが、すっかり疲れてしまった。「おくりびと」、「The reader(愛を読む人)」、「四日間の奇蹟」、「He’s just not that into you(そんな彼なら捨てちゃいえば?)」。よかった。特に「おくりびと」と「The reader」。

おくりびと」は前から見たいと思っていたが、期待通りだった。実は、去年の映画だから見たくても去年だったら、ちょっとつらかったかもと思っていた。納棺士の仕事を母のお葬式で、実際目の前で見ていたから、あまりに身につまされるかも思ったからだったが、今は見ても大丈夫だった。話の中では、一般には納棺士があまり喜ばれない仕事だと扱われているけれど、去年、実際の仕事を見てそんなふうには全然思わなかったから、どうして一般の人が嫌がるのはよく分からなかった。私は母のお葬式で、すごいなあと感動していたのだ。おそらく、昔ながらの葬式やさんのイメージが悪かったのかもしれない。映画の中でも普通の葬式やが出てきて、遺体を軽く扱おうとしていたけれど、そういう背景からイメージができていたのだろう。

とにかくこの映画は、笑えるし、感動するし、映画としてすごくよかったが、ただ、やっぱり日本だなと感じたのは、なぜ、妻としての役割があんなふうに可愛い奥さんというイメージなんだろうということ。きっと一般の男性中心社会の願いなんだろうな。

次の「The reader」は予想以上だった。見れば見るほど、引き込まれていった。ベストセラーの本の映画化だけある。主演女優のケイト・ウィンスレットは本当に上手かったし。

四日間の奇蹟」は、面白い題材だけど、これも本の映画化らしいが、おそらく本のほうがよかったのかもしれないと思った。映画の進行と時間がゆっくり過ぎるし、説明が多すぎると感じた。やっぱり映像の世界は、映像から受ける想像力とともに、心の中にイメージを残してくれる作品がいいと思う。

「He’s just not that into you」は、「Sex & City」のタイプで、娯楽もの。結構気楽に楽しめた。私の生活は、恋の駆け引きなど議論する日常じゃないけど、恋愛中の人たちにはいろいろ思い当たることがあるかも。


到着した次の日、まず一番にお墓参りをした。天気はよくてラッキーだったが、今日は梅雨の雨の一日。

ところで、余談。スーパーで買い物をしたら、袋に一枚5円取られた。ホールフードでは袋を持っていけば、合計金額から5セント引いてもらえる。どっちが得なのかな。というか、どっちがいい?日米の考え方の相違に関係するかも。