再会と別れ

去年引っ越した友人が、訪ねてくれた。去年生まれた赤ちゃんはもう13ヶ月となって歩いていた。本当に可愛い盛り。彼らはペンシルベニアに家を買ったが、家のローンが大変のようで、自分たちの計算ではこんなはずじゃなかったのにと経済的にきついそうだ。彼女はこちらでは仕事やっていたけど、赤ん坊が生まれてからはあまり仕事も出来ず、旦那さんの給料だけではとてもやっていけないのよとこぼしていた。それでも、前向きな明るい顔が見られてうれしかった。

さて、いよいよ明日ドイツに発つ近所の友人宅に最後の挨拶に立ち寄った。ウォーキングが好きな彼女とは、時々一緒におしゃべりしながら歩いた。絶対にドイツに来てねと何回も誘ってくれるけど、行けるかな。でも、絶対また会いたい友人の一人なので、なんとかいつか行けたらなあと思う。彼女がまずまたここに帰ってくることはないだろうと思うと、急にさびしくなった。稀に見る素敵な人だったから。

今日は、さわやかな気候で、外を歩くには最高の日。でも、秋を感じさせる風と空気に、一層さびしさを感じる一日だった。