秋晴れ

今日の天気は、本当にすがすがしく、正に秋晴れ。天気が素晴らしくて、ちょうど出かけ先で、友人とイギリス風のカクテルサンドイッチを持ってピクニック。

通常、アメリカのサンドイッチは、大きくてがぶりとかぶりつくタイプが多いけど、このイギリス風というのは、要するに日本風とでも言うべきか、薄いパンに具がはさんであって、三角に切ってある軽くて食べやすいタイプ。しかも、ここの店は、全部無添加のオーガニックで、種類もいろいろある。今日は、エッグサラダとほうれん草とカマンベールチーズのはさんであるものと、アボカドとバジルのはさんであるものを、食べたのだけど、どちらもとても美味しかった。


ところで、昨日の朝は、ゴードンズビル教会での最後の日曜礼拝があった。私自身も、やっぱり意識していたし、最後となると、いつもより、多くの人たちが来てたので、演奏にも力が入った。そんな時、礼拝後に、私の演奏を気に入ってくれたというコメントをいくつかもらえてうれしかった。あとは、今週末の最後の会を残すのみ。

最後の会は、closing ceremony(閉会式)と私は、勝手に用語をつけて使っているけれど、教会員たちは、final service(最後の礼拝)とようやく言っても、closing(閉会)とも言わず、その他、否定的になりそうな用語は一切使わず、会はto celebrate the life of the Gordonsville Christian Church(ゴードンズビル教会の生涯を祝すべく)としている。このイベントを企画している或る会員に、気持ちは分かるけど、何故、現実的なことを言わないのか、という私の質問に対し、これまでこの教会がコミュニティに対していかに貢献してきたかを前向きに祝いたいのだから、意図的に否定的な言葉は使わない、だから、最後の会に今まで関わってきている牧師さんたちを招待しているが、否定的な言葉を話しそうな牧師さんは招待していないと本音を言った。

現実を直視するよりも、否定的になりそうな言葉などを異常に避ける超理想主義的、楽天志向的、現実逃避的、いわばアメリカ的なものの捉え方をここでも垣間見た気がした。