またまた偶然事項。

数ヶ月連絡取り合ってなかった日本の友人の用事を偶々今夜済ませて、帰宅し、ちょうど、彼女に報告をと思って、メールアカウントを開けたら、なんと、数ヶ月ぶりに彼女からのメール。本当にびっくりした。すごい以心伝心。


さて、今学期の一年生のクラスに、日本語がほとんどペラペラの学生がいる。この学生、ペラペラなのに書けないから、クラスを免除してあげることができず、一年生に入らざるを得なかった。わずか二年間でここまでマスターするなんてすごいなと思っていたわけなんだけど、キリスト教の宣教師として二年間日本に送られる前、12週間、彼曰く、「刑務所状態」で、文法から始め、日本語の特訓を受けたのだそうだ。朝6時起床、午前中4時間、午後4時間、夕食後も勉強を続け、文法書を初級中級上級と三冊暗記させられ、日本に着いてからも、その文法書と単語カードをズボンのポケットの中に入れて、絶えず、少しでも時間があれば、勉強していたと言う。

初めて会ったとき、私には、先生向きの丁寧な話し方で話すのに、そのすぐ後で、うちの学生には、みんな頑張れよ、と話し方を自然に変えて気軽に話しかけたのには驚いた。読み書きで、しっかり力をつけられればと、なんとなく楽しみで、いろいろなエッセーなどを書かせてみたりしている。

今学期は本当に面白い学生たちが多いけど、勿論、彼もその一人である。