韓国式サウナ

ずっと行きたいと思っていた韓国式サウナに行って来た。韓国人の友人は、韓国では毎週末行っていたそうで、一週間の疲れを癒すとのこと。

一緒に行く友人をいろいろ誘ってみたものの、みんな裸が抵抗あるのか、また、どんなものかわからないという不安なのか、なかなか行く人を見つけられず、思い切って一人で行って来た。昨日は雨が土砂降りで、片道一時間半の距離、特に帰りは大変だったけど、行ってよかった。

結果、本当に気持ちよかった。日本のお風呂に近いはずなのに、始終、なんか異文化に触れたような興奮があった。一口で言えば、日本の健康ランドに似ているのかも。

まず、大浴場で、垢すりを申し込み、その後マッサージ。気持ちよかったが、いわゆる、エステのようなエレガントさは微塵もなく、文字通り、まな板の鯉、台の上で、裸で、上向き、横向き、うつ伏せを繰り返しながら、手も足もあちこち広げられて、頭のてっぺんからつま先の身体の本当に隅々まで、垢をすってくれるのだ。恥ずかしいも何も考えない方が気持ちいいと思ったので、私は、なされるがまま、「まな板の鯉」を目指した。血行もよくなり、体中の皮膚がつるつるになり、本当に気持ちよかった。

大浴場も、いろいろな温度のお風呂があって、大きなお風呂は全体がジャグジーで、あちこちから水流があり、滝の下で、滝に打たれる感は特に気持ちよかった。水流の強さも半端じゃない。流されそうな勢いだった。

この後、男女共用のホールで、ビビンバを食べたけど、美味しかった。床は温かくしてあって、たくさんの人が横になって休んでいたが、私は、その周りにある、いろいろなサウナに次々に入っては楽しんだ。いろいろな温度やタイプがあって、例えば、岩塩、ゲルマニウムアメジスト、レッドクレイ、レッドクレイボールなどのサウナや氷の部屋もあって、それぞれの効能が書かれてあったので、すみずみ健康になれるように願って、全室に入って休んだ。

垢もすり落とし、身も心もすっきりした気分になって帰って来た。今朝、起きて身体を触ってみたら、本当に信じられないくらい、体中の皮膚がつるつるになっていて改めて感動。


*ところで、面白いと思ったこと
・大浴場では、私の予想では、たぶんアジア系の人たちが多いのだろうとよんでいたが、意外と意外、半分強がヨーロッパ系でみんな裸でお風呂に入るのに抵抗がないという感じだったこと。(韓国人の友人から前に聞いてたのは、アメリカでは水着でもいいのよと言ってたけど、誰一人、水着など着ている人はいなかった。)
・これに反して、男女共用のコモンエリアでは、つまり、いろいろなサウナがあるところでは、ほとんどがアジア系(たぶん韓国系)で、床に寝ころんでいる人たちもアジア系一色だったこと。