また。。

今朝、ふと、或る以前の学生のことが浮かんできて、体調が悪くてやめた学生だったので、どうしてるかなと頭をよぎった。

ただ、それだけだったのに、信じがたいが、またまた、ある食料品店に用事兼買い物に行ったら、私はその瞬間、豆腐を探していて、なんと、その子がこちらの方に手ぶらで歩いてくるじゃない。もう、びっくりして、ねえ、信じられないと思うかもしれないけど、今朝、最近、元気なのかなとふと頭に浮かんだのだよ、と言った。私が見えたからこちらに来たの?って聞いたら、違うよ、チョコレートミルクを買いに来ただけだよ、と言って、豆腐の横にあるミルクのところに。

そんな若い男の子が、チョコレートミルクを買うために、こんな食料品店に入って来るのも可笑しかったが、またまたこういう類の偶然に遭遇し、このところ、こういう事が多いので、自分でも戸惑っている。だから、逆に何か不安になると、異常に不安になってしまう気がして。。。


それにつけ、いつも思い出すのは、去年の母の急病の知らせを受ける二日前、携帯も通じない大田舎で道に迷って結婚式のリハーサルに遅れてしまった時のこと。その時、田舎に広がる空の景色がなんか変で、すごく悲しいような、暗い気持ちになっていた。あの時の気持ちは今でもはっきりとその景色と共に、心に残っている。今思い出しても、もうそこには行きたくないと感じているし、たとえ仕事とは言え、結婚式という、晴れ晴れしいイベントに、本当に暗い気持ちになってしまったのだ。

その二日後に知らせを受けたが、思い出すと、私が道に迷った時刻は金曜日の夕方の5時、その時間、日本では、土曜日の朝6時なのだから、ちょうど、その時に、母の心筋梗塞が始まったわけで、その時を思うと、今でも切ないような、気持ちに襲われてしまう。だから、だから、嫌なテレパシーを感じたくないと思うのだ。