ネルソンカウンティ

のピアノの友人が、チェロとピアノのコンサートをホストしていたので、午後、片道一時間のところ、行って来た。今日は、本当にきれいな天気で、暖かく、さわやかな風が吹き、田舎の道を窓を開けて走るには、うってつけの日だった。

このチェリストの演奏を聴くのは、今回で4回目。ちなみに彼女もロシア人。今日は、私の大好きなブラームスソナタ、一番と二番。一番は、数年前、チェロのAの伴奏で二回コンサートで弾いた作品。大好きだけど、非常に難しく、あの時は、一ヶ月間、毎日4、5時間は練習してたっけ。。。という思い出深い曲で、今日は彼女の演奏を聴きながら、その時を思い出し、なつかしい気持ちと共に、彼女の素晴らしい演奏に聴き惚れた。テクニックもさることながら、彼女の世界が空中に繰り広げられるという演奏はやはり素晴らしい。また、このピアニストも、ロシア人ピアニストで、ラフマニノフの演奏も素晴らしかったし、伴奏者としても完璧だった。

彼らは、DCで、二週間後、同じようなプログラムで演奏会に出るので、いわば、今回は練習演奏会みたいなものだったんだけど、そのチェリストが、ネルソンカウンティに住んでいる関係で、時々こういう演奏会をしてくれるのは有難いと思う。


人間が、心身ともにリラックスできる法は、旅行か読書がいいと聞いたことがある。要するに、普段の世界や意識から別の意識世界に身や心を置くからなんだろうと思う。私は、時間があれば、出かけたい性分なんだけど、それなんだと思う。特に、田舎道の長距離を走るのは、気分転換になる。毎回、ネルソンカウンティに行くと、すっきりするし、運転中、音楽を聴きながら、頭の中で、いろいろデイドリームするのが楽しい。でも、これが、自然に私のストレス解消法になっているのかもしれない。